美味しいアテがあれば、それだけでビールの味も数割増しになるというもの。
今回は、2024上半期に訪れたタップルーム、ブリューパブで食べたごはんの中から、美味しかった5つのお品をご紹介させていただきます。
今年レビューしたものか対象なので、昨年食べたものも含まれます。そんで、明らかにレストランなお店は除きました。ミシュラン一ツ星とか入るのもおかしいですからね。。
ここまでの特集記事もあわせてご覧くださいませ。
自家製ホットドッグランチセット
浅草にあるクラフトビールとホットドッグのお店、THE DAY East Tokyo。
平日でも11:30から美味しい地場ビールが呑めてしまう貴重なお店なのです。浅草界隈では唯一じゃないでしょうか。
ホットドッグももちろん美味かったのですが、セットで付いてきたサラダがまず最高。
付け合わせにしては大ぶりで食べごたえばっちり。ガーリックの効いたドレッシングがコクがあって、濃いめのビアスタイルでも負けない味わい。ゴージャスサラダ好きとしてはたまらんです。
アーモンドチップも善きアクセントになっています。
ホットドッグもしっかり食べ応えのあるボリューミーな一品。ほぼソーセージを食べている感覚でパンは脇役程度の大きさの比率がいいんすよ。
ソーセージはジューシーで肉ニクしさ抜群。自家製ザワークラウトをトッピングしたのが大正解で、キャベツの食感と酸味が肉のコクと相まってバランス整えてます。
チリペッパー的なスパイシーさがピリッと効いていてビールがガンガン進む一品です。
一緒に頼んだのが、和歌山のマイクロクラフトブルワリー、ノムクラフトのオールドスモーキーです。
スタイルはスモークヘイジーってことで独特のスモーキー感をもった一杯。
薫製麦芽がアクセントに使われているそうで、どことなくハードボイルドな装いをもったフルーティー&ビターが特徴です。
その他にも、ウィートやオーツ麦も使われているようです。
ビリっとしたスパイス感もあって、一筋縄ではいかない複雑さも併せ持った仕上がりとなってます。さすがノムクラフト、個性的でしっかりハイクオリティってところです。
➡️浅草のクラフトビール専門店THE-DAYで呑む。ノムクラフトのスモークヘイジーIPA!
常陸さばサンド
お次は、しょっちゅうお世話になってる常陸野ブルーイング水戸から、看板メニューの常陸野サバサンドをご紹介です。これがウマイんだ、、。
サバのコクがありながらも香味野菜のマリネがサバの生臭さやオイリーさを打ち消して、サッパリしていながら食べ応えのある一品になってます。
食い応えありながらも食べ飽きない仕上がりとなっております。
これがまたこのビールとの相性も最高でして。ピルスナーのみならず、セッションIPAやケルシュとかサッパリ系のスタイルと相性○なはず。ガブッとぐいっといっちゃってくださいまし!
この時注文したのはラガー1823というピルスナー。日本酒蔵であるブルワリーらしく、清酒酵母とビール酵母で発酵したという樽生限定ビールです。
アルコール4.5%とは思えないほど、しっかりとした呑み応えでコクのある一杯。しかし、重すぎず濃すぎず、ってところで、爽快感とのバランスが抜群。
ネストのラガーって、フルーティーでIPL的な特徴がある印象でしたが、こちらはもっと王道というか、大手プレミアムラガーに寄せた印象ですね。ビターも控えめでとっつきやすいと思います。
食事のお供にも最高です♪
➡️常陸野ネストビール、ヒストリー1823。直営店限定、樽生限定、日本酒酵母を使った一杯☆
続いて、日本橋のブリューパブ、クラフトロック・ブリューパブ&ライブで注文したBBQベイビーバックリブです。
日本橋のコレド室町テラスの1階にあり、カウンター席もあり、店員さんもとてもフレンドリー、仕事帰りに立ち寄るのにオススメのお店です。
御一人様でも食べきりサイズでご注文。
一番真っ赤なソースに染まったリブがそびえ立つ盛り付けが実に美しい一皿です。
少しスパイシーでコクのあるソースが、お肉と抜群に相性よいです。ホロホロでフォークで簡単に骨と分離するので食べづらさは皆無。濃いめのスタイルに完璧です。
ここでは、Norwegian Dark Ale、スクイグルを注文しました。
アルコールが低めで、スルスルっといけてしまう黒ビールです。
やや酸味を感じるフィニッシュです。カカオ風味をよく感じて、イチジクとかチェリーフレーバーが加わったダークチョコレートといった感じのテイストですね。
ビターはおさえめで呑みやすいです。ブラック苦手な人にもおすすめです♪
➡️日本橋のブルーパブ、CRAFTROCK BREWPUB&LIVEのBBQリブがウマイ!
五反田で昼間っからクラフトビールにありつける店といえばココ。
山梨県小菅村のブルワリー、ファーイーストブルーイング直営のファーイースト東京ブルワリー&グリルでのランチタイムで頂いた一皿をご紹介します。
五反田はどちらかというとビジネス街なので、ビールのみだけでなく、仕事挟みのランチタイムに来ていると思われる方も多く見受けられました。
注文したのがシュリンプサラダ、バケットとコーンスープ付き。
大迫力のボリューム感でこれでもかと食材が降り注いでおります。シュリンプ、バケット、半熟卵、アボカド、舞茸、蓮根etc、、。
シーザー系のドレッシングがコクがあり、大変好みです。シーザーってビールに合うんてすよ~。とくにIPA系にね。
チョイスしたビールはジューシーIPA、Hop Frontierです。
マンゴーのようなトロピカルなアロマが猛烈に鼻に到着。
果実のような甘味が非常に華やかですが、基本はサッパリしていて、後味はとてもスッキリ。
IPAにしてはビターは控えめです。とくに初っぱなはフルーティー&ジューシーの波にもまれて、ほとんど気付かないでしょう。
慣れてくると徐々に苦味を感じてくるカラクリです。
グラマラスなサラダをお供に優雅な休日をまったりお過ごしくださいませ。
➡️ファーイーストブルーイングのブリューパブの極上ヘイジーIPAとランチサラダプレート♪
最後は、ちょっと変わり種を。モロッコ料理とクラフトビールが堪能できるお店、ホップとリップです。
本場のモロッコ料理を楽しめるお店なのでテーマからするとちょっとズルいですが、クラフトビールも呑めちゃうというレアなお店ということでご紹介しときます。
5種類のモロッコ料理とモロッコパン、サラダが付いたランチプレートです。
左側がエビとシメジを炒めたもの。手前がモロッココロッケ、右側がブリワットというモロッコ風春巻き、真ん中にあるのがザルークというナスとトマトを炒めたもの。
いずれもスパイシーでコクがあり、エスニック料理が好きなら間違いないでしょう。クセはさほどなので、日本人の舌にも合う味付けといえると思います。
おせち気分でのんびりとしたクラフトビアタイムにピタリ。そしてなかなかヘルシーです。
どちらかというとライトなピルスナー系ビールに合いそうです。
こちらはホブスというモロッコパン。ピタパンのような見た目で、もちっとしてます。こーゆうのがおつまみには最適なのよ。ぐいっと呑んでちぎってパク、と。
ビールよりもハウス赤ワインとかのが合いそうですがね。
お供にしたビールは、箕面ビールのおさるIPAです。
ガッツリとパンチの効いたビターが決まります。フルーティー&ビターのウエストコーストスタイルそのもの。
甘さは控えめで、基本はキレのあるすっきりした後味です。爽快感があり、喉ごし良好。
ABV.6%で、適度にコクがあり、呑み応えもそれなりに感じるかと思います。重すぎずよい感じですよね。
あーウエストコーストIPA呑みたい!って、気分のときであれば、うってつけ。IPAが好きならマストです。成城石井とかに売ってますのでぜひ。
ということで、今回は肴というより、しっかりと食事って感じのラインナップになってしまいましたね。
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