代官山のミシュランフレンチレストラン、パッションにて、本格フレンチディナーとともにプレミアムクラフトビールを頂いたのでご紹介します。
お店の外観を撮り忘れて恐縮です。
店内はシャンデリアに暖炉が灯る重厚な雰囲気。
周りの方々が貴族に見えます。
今日はメインはディナーとワインなのですが、クラフトビールも導入されていたので、一杯目に呑んでみた、というわけ。
こちらは、アミューズのアミューズ、とでもいうか、ウェルカムメニュー的に出してくれるものです。テリーヌに、手前はラタトュイユです。
最初に伝えておくと、メニューには「プレミアムクラフトビール」としか書いておらず、銘柄はお店の方に口頭で聞いたもの。
必死に憶えてましたが、酔っぱらっている中で一旦忘れてしまい、確かこれだったはず、というレベルなのです。なので万が一違っていたらゴメン。
ということで、登場したのがAffligemのPremium craft beer。アーフリゲムと読むようです。1074年創業。アーフリゲム村が誇るベルギーに現存する最古のベネディクト修道院(Abbey)ビールになります。
日本では、日本ビールが取り扱っているようです。
ベルギービールながら醸造所は現在フランスにあるらしいです。ボトルビールは作っておらず、樽でしか呑めないのだとか。
アビィビールとは、修道院で作られていたそのレシピをもとに作られたビール。なので、ビアスタイルとは異なります。
歴史と伝統を感じる味わい深いリッチなテイスト。芳醇な香りも魅力な一杯になってます。
ビターはおさえめで呑みやすいですね。華やかでクセのない飲み口です。
フレッシュかつロースト麦芽の香ばしさもあり、バランス良好。アルコール6.7%と適度なミディアムボディで、フレンチコースの初っぱなにもうってつけでしょう。
せっかくなのでコースも一部ご紹介。まずはアミューズ。この辺はオサレなオツマミって感じで、ベルジャンビアとの相性もグッド。ええと、これがなんだったかは失念しました。。
オードブルで頼んだのが、仔ウサギとフォアグラのパイ包み。オードブルにしては重過ぎたかもしれない。早くも赤ワインが似合う濃厚な味わい。
箸休め的なタイミングで出てくるのがこの野菜のポタージュ。
何の野菜だったか忘れてしまいましたが、パッションはこのスープが絶品でもあります。バケットが進むのよね。。そして、このあたりで腹が厳しくなってきます。
そして、メインのカスレ。
南フランスの郷土料理で、いわば煮込み料理ですね。2024年の世界大会て優勝した実力をもつ一品。
実に濃厚でホロッホロの具材。そしてボリューミー。肉じゃがや牛もつ煮に慣れた日本人にもドンピシャですよ。
しかし、もう腹がはちきれる。。シェアして食べたいメニューです。私の場合、オードブルがパイ包みでメインがカスレという激重チョイスでいったのが完全に失敗。気を付けてね。
この後、デザートビュッフェがあり、ワゴンのチーズを頼んだりして、腹パンパンの千鳥足で帰宅。
何度か足を運んでますが、料理、接客、雰囲気、最高っす。お値段はそれなりにいきますが、ぜひ優雅な一時を楽しんでみてくださいまし。