SUNTRY TOKYO CRAFT 冬のシーズナルビール
リーズナブルにクラフトビールライクなテイストが味わえる、サントリーの東京クラフトシリーズから、ついに黒ビールが登場しました。
2025/1/14より数量限定で発売されております。
東京クラフトとは
2017年に誕生したサントリーのビールブランドです。Facebookに誕生当時の投稿が残ってます。
サントリーといえば、東京武蔵野に天然水のビール工場がありますね。東京の地で半世紀に渡りビールを作ってきた同社が感謝と愛着を込めて創り上げたブランドなのだそうです。
定番スタイル
ペールエールが唯一の定番ラインナップとなってます。琥珀系ビールが¥200程度で買える時点でメチャクチャ貴重な存在ですよね。ウチも数本ストックしてます。
レビューは➡️こちらから。パッケージデザインは今は刷新されてますが。
これまでのシーズナルビール達
昔々、季節限定のIPAをリリースしていた時期がありましたが、今はアイピーエーにこだわらずに色んなスタイルを出してきてますね。
例えば夏にはヴァイツェンが登場します。➡️レビューはこちら。
まろやかスタウト
さて、今回ご紹介する「まろやかスタウト」。スタウトは焙煎して黒くなった大麦を使ったアイルランド生まれのビール。アーサー・ギネス氏が提唱したスタイルです。
オート麦を使ったクリーミーなオートミールスタウトや、アルコール度数の高いインペリアルスタウト、牡蠣のエキス(!)を使ったオイスタースタウトなど、派生スタイルは様々です。
色とアロマ
では開栓していきます。
焙煎麦芽の芳ばしさと甘味を感じるアロマが特徴的。スタウトらしく真っ黒で茶色の泡が風格を感じます。
呑み心地
ビターはほろっと苦い程度の落ち着いています。
後味が非常にスッキリしてます。酸味が中盤で感じるものの、鮮やかにフェイドアウトしていきます。
温度が上がってくると豊かなスウィートネスが感じられるものの、こちらもほどよい長さの仕上がりです。
この甘さが何気に奥行きがあり、リッチさをアピールしてます。
たしかに、まろやかっすね。キンキンに冷えてるとむしろドリンカボーなのですが、キレッキレになり過ぎない柔らかさが魅力的です。
最後に
冬限定としてリリースされることの多いスタイルですが、肌寒い夜にチビりとやるのにピタリですよね。あまり冷やしすぎずに頂くのかよさそうです。
この価格帯のスタウトとしては屈指のクオリティかと。冬だけしか呑めないのが残念!
➡️サントリーのその他のレビューを検索