水上温泉の小さな宿でクラフトビールを愉しむvol2
前回に引き続き、水上の自然を楽しむ宿MICASAに宿泊したときのレポートをお送りします。今回は豪勢なお夕食と、そのときに嗜んだオクトワンブルーイングのビールのレビューをお届けします。
ここまでのあらすじ
数回に分けて、オクトワンブルーイングと宿のご紹介をしてきたので振り返ります。
タップルームにて一杯
JR水上駅より徒歩15分、水上温泉街の飲食店か連なる一角に立地するオクトワンブルーイングのタップルームにて、まずは一杯やりました。
呑んだのはリバーネイバーIPA。➡️レビューはこちらです。こぢんまりと居心地よい店内の様子とともにどうぞ。
量り売りで一杯
ボトルビールのテイクアウトはもちろん、グラウラーを持っていけば量り売りしてくれるということで。
ヤマビトエールを入れてもらってお宿で呑みました。➡️レビューはこちらをどうぞ。
【水上クラフトビール付】クラフトビールをお部屋でゆっくり堪能♪<2食付>プランで宿泊
クラフトビールが大人1本付いてくるプランで、MICASAに宿泊。
フラッグシップビール、オクトネエールをご紹介しつつ、全12部屋の小さなお宿のツアーは➡️こちらをどうぞ。
地元素材をふんだんに使ったお夕食を紹介
とゆうことで、最後はお待ちかねのお夕食です。
まずはオードブル。「先付け」といいます。
ワタシこーゆう小鉢が並んでるの好きなんすよ。アテにいいんですよ、チビりチビり摘まみながら。
左下三品は南瓜、鴨?、ゴボウ。向かって右上は刺身こんにゃく。こちらは群馬の名産ですね。酢味噌で頂きます。肉厚さっぱりでグッドです。
メインディッシュ 其の1
上州牛のすき焼きが煮上がりました。柔らかくて脂っこ過ぎず間違いなく美味しいんだけど、この時点でお腹パンパン。。ビールなら琥珀系がいいですね。
メインディッシュ 其の2
すき焼きが煮こまれている途中で上州黒豚の塩ヨーグルト焼きが登場。
ジューシーでコクがあり、塩気おさえめでマイルドな仕上がりでグッド。ペールエールがいいですね、これは。
メインディッシュ 其の3
さらに。鮎の一夜干し。頭から尾まで全部いけます。ピルスナーやセゾンなどのライトなビール、サワーエールにも合いそうですね。でもやっぱ日本酒がほしくなる!
旬の果実のデザートで〆
どっかのレビューで量的に物足りないとかいう投稿を見たことありますが、頭、いや胃がおかしい。。
今回は梅風味の和菓子でした。
カヤバセゾンについて
一通りお夕食をご紹介したところで、ビールのお話。クラフトビールが1人1本無料で付いてくるプランですので、呑まないツレの権利を譲渡されました。
スタイルは「ファームハウスエール」とされてますが、名前と造りからしてSAISONに分類して差し支えないかと。
以前呑んだときのレビュー
実は前に呑んだことがあります。タップルームで買って、超絶趣のある宿、法師温泉長寿館に持ち込んでいただきました。➡️レビューはこちらです。
由来とか
コロナ禍で廃業してしまったポーランドのGrixsen Brewing。ここのレシピをベースに作り上げたビールだそうです。
名前の「カヤバ」は、みなかみ町奥地の藤原にあるススキ野原(茅場)、上ノ原のことだそう。
タップルームの屋根材である茅が収穫されてきた場所でもあるらしいです。➡️上ノ原の自然保全活動について
呑み心地
セゾンらしくスッキリした飲み口ながら、ベルギー酵母による複雑なエステルをもった一杯。
小麦が入っているので、少々クセがありますが、呑みづらくはないです。
オクトワンのビールはハチミツが入っていて、柔らかな呑み心地にしてくれてますね。前回のオクトネエールに比べると呑み応えがある印象です。
和食に合う
何気に、ベルジャンウィート、ヴァイツェン系は旅館のお料理にマッチしてるかもしれません。
以前、横浜のウェスティンの和食店で横浜ビールのヴァイツェンを呑んだときもそう思いました。
ビターが弱めで適度にマイルドなテイストが良いのだと思います。
終わりに
とゆことで、水上温泉のレポートはこれでおしまい。
温泉とクラフトビールと美味しい地元産素材のお料理。最高ですね。
雪化粧の水上、とっても乙ですよ。交通アクセスは多少不便ですが、ぜひ行ってみてくださいませ。