滋賀発のクラフトビール、キャラメルテイスト溢れるESBを堪能しよう。
個性的なパッケージデザインとレシピで楽しませてくれるブルワリー、TWO RABBITS BREWINGの本格的琥珀系エールビールを入手したのでご紹介します。だいぶ寝かせてしまい恐縮ですが。。
買った場所
水戸市の知る人ぞ知る洋モノ中心にレアなクラフトビールを取り揃えた酒屋さん「リカーショップキナセ」にてご購入。
以前、ラインナップをレポートしとります。よろしければ➡️こちらをご覧あそばせ。
TWO RABBITS BREWINGとは
トューラビッツまたの名を二兎醸造は、オーストラリア出身のショーン氏が手掛けるブルワリー。
滋賀県の、琵琶湖からも車で10分に位置する近江八幡に醸造所をもちます。
ショーンさんがオーストラリアとニュージーランド両国にルーツを持つことから、多くのホップは両国のものを使用しているのだとか。
モルトは、オーストラリア州を拠点とするクーパーズ社のベースモルトをメインに使用しているとのことです。
ビールの感想
相変わらずジャケのセンスがいいっすね。ハンチング帽を被った、スパイ?探偵?風の、劇画調イケメンラビッツがいい感じです。
ビアスタイル
スタイルはESB(エクストラ・スペシャル・ビター)。
ロンドンプライドで有名なフラーズ社が提唱したスタイルとされてます。ESBという名は、イギリスではこのフラーズ社が商標を握っているらしいです。
通常のエールよりも麦芽、ホップを多く使っていて、風味や苦味の強度が高いのが特徴です。
米国ホップを使用したアメリカンESBなんつーのもあります。
色とアロマ
キャラメルモルトの非常に芳ばしく、それでいて華やかなアロマが印象的です。
濁り気味のブロンズカラーが特徴です。
優雅でほろ苦い味わい
ファーストインパクトはESBならではの焙煎感溢れるほろ苦さが実にいいっすね。
中盤から後半にかけて豊かなサワー感が口の中一杯に広がってゆく感じ。
焦げたトーストの耳にマーマレードジャムが乗っかったかのようなファンタジスティック溢れる呑み心地。
優雅、といえは優雅ですが、酸っぱいの苦手なんすよね。。
さっぱりと潔く消えゆく方が好みでした。
どんな呑み方がよい?
酸味が強めのキャラクターですが、食中酒に良いと思います。
とくにハード系のチーズにピタリ。チーズの酸味がビールの酸味を中和して丁度よい感じになります。いや、ほんとに。
しかし、こんだけ深く複雑なテイストを麦芽とホップだけで表現しているのは脅威かと。
黒ワイン、みたいな勢いで試してみてはいかが?
似た味わいのビール
カラメルモルトでほろ苦い、やや複雑な味わいのESB、スタイルは異なれどそれに近しいやつを並べてます。
気になったらぜひ。