三菱食品がDHCの工場で造るクラフトビール
HOPPING by J-CRAFT、ジューシーNew England IPAと書かれた1本をご紹介します。ピンクのパッケージに極太のロゴが目を引き、思わず手に取ってしまいました。
どれが正しいネイムかわからんのですが。。
J-CRAFT HOPPINGとは
クラフトビール専門マガジン『TRANSPORTER』の発行者でもあるコーディネーター田嶋伸浩氏と、ソムリエと利き酒師の資格をもつ三菱食品の社員がコラボしたビアブランドです。
「今日をリセット明日にホップ」がキャッチコピー。IPAに特化して醸造しています。
醸造所はDHC
販売者は三菱食品ですが、醸造所は静岡御殿場のDHC静岡工場になっています。
前述の田島氏と三菱社員のレシピを委託醸造していると見受けられます。
最近よくみられる形態ですね。醸造設備揃えて維持するの大変ですからね。。
J-CRAFTの他のビール
随分前ですが、強力なビターでぶん殴ってくる「ガツンとIPA」を呑んだことがあります。➡️レビューはこちら。
その他、ゆずふわIPA、ももふわIPAというフルーツフレーバー系をリリースしてます。
ジューシーIPA
さて、今回呑んだのはNEW ENGLAND STYLEの一品。
パッケージに「EAST COAST STYLE」と書いてありますが、米国ニュイングランド地方発祥だからです。アメリカ北東部の6州(メイン州、ニュハンプシャ州、バモント州、マサチュセッツ州、ロドアイランド州、コネチカット州)を指すから東海岸ということ。
別名「HAZY IPA」ともいいます。
コンセプト通りのパッケージだが、、
「クラフトビールをもっと身近に感じてほしい」旨のブランドコンセプトから、価格帯も非常に庶民のお財布に優しくなってます。
パッケージもサワー系アルコール飲料のように馴染みやすいデザインになってますね。ビールには見えません。
が、ぶっちゃけセンスがなあ。。目立つけど、仮に激ウマでも「これがイチバン」とは言いづらい雰囲気。個人の感想です!
色とアロマ
注いでいきますか。
これぞニューイングランドォ~というようなグレープフルーツマンゴーパイナポーなアロマ。洪水のように溢れてきます。
色味はとっても淡くて濁っていて、まさにヘイジーIPAの様相。
呑み心地
ああ、眠れない夜にチビりとやるのに最高のトロピカル&リッチネス。アルコール6%にしては随分と芯の太さを感じる仕上がりです。
ビターはIBU30ということで、ちょうどよい塩梅ではないでしょうか。キッチリ効いていないとビール感覚が無くなりますので。
フィニッシュにジャリッとした苦味が残るのがマイナス点でしょうか。まあ、¥300切りの格安ヘイジーですから、贅沢はいえんよね。
似たとこ
インペリアルではなく至ってスムージーな呑み心地が楽しめるニューイングランドスタイルのIPAは、このへんがオススメです。
最後に
5~6百円当たり前のクラフトビール、とくにヘイジー系はホップを山盛りに使うので、高い価格設定になりがちですよが、このビール、お手頃価格で初挑戦の方でも気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。
クオリティもまずまず。大手が本気だしたら怖いね。。
一度お試しを。