水上温泉街に佇む小さな醸造所、OCTONE BREWINGを訪ねました
JR水上駅より徒歩15分、水上温泉街の飲食店か連なる一角に立地するオクトワンブルーイングのタップルームで一杯やりました。
オクトワンブルーイングについて
2017年9月に設立した群馬県利根郡みなかみ町の醸造所です。豊かな自然に囲まれた首都圏の「水がめ」、みなかみの水をふんだんに使ったビール、ハードサイダー(お酒です)も作っています。
名前の由来
みなかみ町をはじめとする群馬県北部の利根川源流域の観光エリアを「奥利根」と呼びます。
おそらくですが、「オクトネ」→「OCTONE」「オクトワン」かと。
タップルームの様子
とてもこぢんまりとした店内でいかにもマイクロクラフトブルワリーのタップルームといった雰囲気。
常連さんが多いみたいですね。
土日は14時よりオープンしてます。
最大8タップを備えている模様。この日は店主はいらっしゃらないようで、ヘルプの方がカウンターに入られていたようです。
タップリスト
この日のリストはこのような感じでした。8番はビールではないですけどね。ホップ入りにごり酒なんてのもあり。
ピルスナーは前に来たときは見かけなかったかな。それ以外は定番ラインナップが並んでいます。
量り売りもOK
テイクアウトはもちろん、グラウラーを持っていけば量り売りしてくれます。
ヤマビトエールを入れてもらってお宿で呑みました。➡️レビューはこちらをどうぞ。
River Neighbor IPA
さてさて。チョイスしたのは唯一のIPA、リヴァーネイバーIPAです。
自社栽培ホップと、香り成分が高く近年人気のIDAHO7を使用したウエストコーストスタイルのIPAです。
直訳すると「川の隣人」。恵みを与える利根川のことを云っているのは間違いないでしょう。
アメリカンスタイルらしく果実味溢れる味わい
ウエストコーストを名乗ってるだけあって、清々しいフルーティーテイストと、しっかりと存在感のあるビターが旅の疲れを癒します。
中盤~終盤にかけて、モルティな甘味が拡がるのが特出した点でしょうか。
ニューイングランドとはまた異なる芳ばしい甘味なのです。こいつが個性を放ってますね。
最後に
単純でシンプルなアメリカーナなフレッシュビターとは一線を画すテイストに仕上がっております。
グラウラーで呑んだときよりも、さすが注ぎたてだけあってトロピカルなアロマを存分に感じることができました。ビターも。
どっしり重たくはないですが、しっかりリッチに味わえる一品ですね。
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パンチの効いたビター&フルーティー、呑み応えバッチリのIPAをまとめました。気になったらお立ち寄りくださいませ。