水上温泉街に佇む小さな醸造所、OCTONE BREWINGを訪ねました vol.2
オクトワンブルーイングのタップルームで一杯やった後、持参したグラウラーにてお持ち帰りしたビールをご紹介します。
前回のレビュー
タップルームにて、リバーネイバーIPAというウエストコーストスタイルを堪能しました。➡️レビューはこちらからどうぞ。
みなかみの風景
ここで。せっかくなので、撮った写真を載せておきます。
まずはブルワリーがある商店街の風景。趣あります。雲がどんよりなのが残念。
駅付近
温泉街の玄関口にしては質素というか、よく云えばのんぴりとした駅周り。
水上駅へのアクセス
水上温泉最寄りの水上駅は在来線のみで、新幹線は止まりません。
首都圏から電車だけで行こうとすると、高崎駅から上越線で48分ほど。
新幹線駅の上毛高原駅からははなれていて、バスかタクシーで移動する必要があり、めんどくさいです。
ぶっちゃけ、タクシーだと片道¥5千円弱。。
だからこそ秘境的な魅力があるのでしょう。
谷川岳が見下ろています。西陽の差し込み方が美しいですね。
消防団がカンカンやるやつ。タイムスリップしたかのようです。
ブルワリーについて
さて、オクトワンブルーイングは、群馬県利根郡みなかみ町の醸造所です。
母体となる合同会社の設立は2017年9月。グランドオープンは翌年2018年のようですね。
豊かな自然に囲まれた首都圏の「水がめ」、みなかみの水をふんだんに使ったビール、ハードサイダー(お酒です)も作っています。
タップルームの様子
JR水上駅より徒歩15分、水上温泉街の飲食店か連なる一角に立地する場所にあります。
狭くてこぢんまりとしてますが、和気あいあいの過ごしやすい店内です。常連さんか多かったですかね。
タップリスト
前回も掲載しましたが改めて。尚、ボトルビールも売ってます。
ヤマビトエール
前置きが長くなり恐縮ですが、チョイスしたのはYAMABITO ALEと名付けられたペールエールです。ホップはカスケード一択の模様。
茶っこいからか、畳に合います。
以前のレビュー
ボトルビールを買って、老舗旅館で満喫したことがあります。➡️レビューはこちら。
味はどうよ?
柑橘系のよい香り。透き通った琥珀色です。麦の香りがほんのり漂います。
カラメルモルトの芳ばしさがあり、IBU26よりもほろ苦いビターネスを感じるところが特徴です。
そこにほのかなフルーティーが同居した味わい。最後の方にモルトのスウィーティーなテイストがやってきます。
飽きなく飲み続けられるやつですね。
ボトルで呑んだときよりも、よりフレッシュにマイルドな呑み心地でした。
英国のクラシカルなスタイルがベース
アメリカンペールエールを好まれる方には、アンバーエールに近いテイストに感じることでしょう。アメリカンホップを使いながらもフルーティーさは後方支援といった感じですから。
本場英国のスタイルをベースとしているだけあります。
食中酒としてもよさそうです。フィッシュ&チップスやポークグリルなど、パブ飯との相性は間違いないでしょう。
似た感じのビール
カラメルモルトの効いたイングリッシュエール達です。有名処だとよなよなエールとか近いと思いますね。