2024/1/18より発売されている、コエドブルワリーのチョコレートデュンケルをご紹介します。
イオンスタイル高崎で購入しました。
2019年以降毎年恒例となっている、アメリカ・サンフランシスコのBean to Barチョコレートブランド「ダンデライオン・チョコレート」とのコラボレーションビールです。
Bean to Bar(ビーントゥバー)とは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを言います。
2023年版も以前紹介しましたが、今年はカカオハスクというカカオ豆の外皮を採用しているとのことで、マイナーチェンジされてます。
オフィシャルサイトの説明によると、チョコレートに含めると雑味や口当たりが悪くなるため、製造過程で必ず取り除かれる部分なのだそうです。が、独特のロースト感を持っているので、カカオニブ(カカオを細かく砕いたもの)と一緒に用いることで、よりカカオのキャラクターを感じるようにしているとのことです。
↑しっかりカカオハスクと書いてますね。↓が2023版のパッケージです。
2023年版とどう違うのか、楽しみです。といっても一年近く前なのであまり憶えてないですけどね、、。
尚、デュンケルはラガータイプで、麦芽をローストしたシュバルツに近いテイストになります。シュバルツよりも低温のため、色や焙煎感が抑えめのスタイルです。
これは、もはや、黒ビール、といいたいところですが、やはり、焙煎感はポーターやスタウトには劣りますよね。けど、カラメルモルトの芳ばしい風味は充分に感じることはできます。
ベリーのアロマが加わり、艶やかな風味を感じさせてくれます。
ビターはほろ苦さを感じながらもそれほど強くなく。酸味のある後味が勝る印象です。
なかなかスッキリとした口当たり、といった印象も受けます。このへんがラガーベースならではか。得てしてクラシカルでモッサリとしたテイストになりがちなタイプだと思いますが、そうならずにスタイリッシュなテイストを保ってますね。さすがっす。
チョコレート風味はたしかにあるものの、どちらかと、いうと脇役かと。むしろ、その程度でよい、という方に向いているのでは。
とても上品で上質な一杯なのは間違いないです。
2023バージョンと比べると、フレッシュネスとビターネスをより強く感じました。カカオハスクによるものなのかな。
黒ビールやブラウンエール好きの方に試して頂きたい一杯です。
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