「ハマにはハマのビールがある」のキャッチコピーでお馴染み。ハマビこと横浜ビールのブラックIPA、ハマクロをご紹介します。名前が良い。
横浜ビールは1999年に誕生した横浜市中区のブルワリー。現存するクラフトビール醸造所の中では横浜市内で最も長い歴史をもつのだそうです。
横浜ビールがローカルビアカンパニーとして大切にしている、地域と人の繋がりを体現したビールなのだそうです。文字通りの黒いIPA。
小さくセールスポイントが書いてありました。
「黒船来航以来の衝撃!黒のイメージを一新する圧倒的な飲み易さ(~以下省略)」
ウラメンの絵画がまた印象的ですね。
では注ぎます。当たり前ながらの黒い液体。ローストな香りよりもフルーティーなアロマが勝ります。
IBU35とは思えぬしっかりとしたビター。
スタイルは正確にはセッションブラックIPAということで。こりゃもう色が黒いだけのややアメリカン寄りのIPAと思って差し支えないっす。
目つぶったらゴールド色しか浮かんでこんよ。
黒ビール敬遠してる方でも余裕で大丈夫なはず。圧倒的な飲み易さというコピーは伊達じゃない。逆にいえば、もちっとロースト感があっても良い気がしてしまいますね。
食後にちびちびスタウトやるような気分でプシュとやったらハズレです。
あと、4.5%の低アルにしては呑み応えがありますね。セッションの割にはビターもボディもそれなりに楽しめると思います。
稀有なクロであることは揺るがないですね。黒ビールよりもIPAと思って呑めば、結構イケる一杯です。