カルディで安売りしていたので買ってみました。
Mucho Alohaは、ハワイ育ちのサーファー、ガブリエル・テンベールという人が立ち上げたブルワリーです。このビールはハワイアンを謳ってますが、本社は実はカリフォルニアにあるようです。
尚、「HPA」というのは彼らの造語ですね。日本語の仕様シールが貼られています。原材料は麦芽とホップだけ。
シールを剥がして、そのウラの英文全文を晒します。
~ソーシャル(南カリフォルニアのこと)やハワイのリラックスしたライフスタイルにインスパイアされたこと、典型的なビターなペールエールではなく、爽やかなハワイアンペールエールであること、マイルドなトロピカルと柑橘類の特徴を備えたアメリカ産穀物とホップのユニークなブレンドで、カスケード ホップの苦味で仕上げられていること、豊かな琥珀色をした軽いボディで、ビーチでバーベキューしたり、クルーと一緒に楽しんで!~
みたいなことが書かれている、、と思います。
さて、注ぎます。モルトの香りなのかホップのアロマなのかわからない、何かこう独特なスッとする香りがします。
想像よりも濃いめの色合いでした。
そして、色と同様、キン肉マンのプリンス・カメハメよろしく、どちらかというと硬派なテイストという第一印象でした。ハワイといえばカメハメ。
コナビールのようなライトなテイストを想像してましたが、違いました。
コナビールのラインナップの中だと、ファイヤーロックペールエールとかがかろうじて近いです。あれよりも濃厚ですが。
勝手にキリッとしたアメリカンペールエールや、すっきりとしたゴールデンエールをイメージしていたんですよね。
でも全然違くて、カラメルモルトのテイストと独特なコクと後味があり、どちらかというと欧州系のペールエールに近いと思います。
そして、モルトの甘味がなかなか強力です。後味までスウィーティー。クローブのような甘くスパイシーなテイストすら感じます。
ビターはやや低めで、温度が落ち着いてくると少し目立ってくるようになりますね。酸味はあまり感じないです。
濃いめの料理、例えばロコモコとかに相性よさそうです。私はエビフライのお供にしましたが、よく合います。
結局のところ、呑みやすいかというとそーでもないと思います。少なくともビーチには絶対合わん。
我々の勝手なハワイ感からすると、期待を裏切られると思います。悪い意味ではなく。
ハワイの重厚な歴史はそんの軽いものではないのよと、いう感じでしょうかね、、(勝手な想像)。
では。
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