群馬県高崎市の醸造所、コタマブルワリーのタップルームに行ってきました。
ビール屋さんのみならず、月曜がお休みになる飲み屋が多い中、ブルーマンデーナイトを癒してくれる貴重なお店なのです。
高崎駅から徒歩20分以上です。覚悟してください。
最寄りは、高崎駅の一つお隣の北高崎駅になるかもしれません。
賑わいとは静か~なエリアの一角にあります。Google Mapとか眺めると店舗はそれなりにありそうですけどね。
このように、入口はメチャクチャ狭隘な道路に面してます。
入っていいのかためらう隠れ家的な玄関が現れます。どす黒い重たい扉を開けると中にに入れます。
尚、比較的広めの道路に面したこちらは入口ではないのでご注意。
コタマブルワリーは、2023/12月に醸造開始、2024/3月に念願のタップルームがオープンしてます。ブルワリー名はネコの名前から取っているそうです。
呑んでる最中にもネコさんが外に尋ねてきたりしてました(写真撮り損ねました、、)。のほほんとしていてよい空間です。
高崎のブルワリーといえば、シンキチ醸造所という超シブイブリューパブがありますが、ここに次いで2つ目ということになりますね。
シンキチは2024/7現在では土日のみの営業となっているようなので、平日に樽生直送呑めるのはここだけということになりますね。
ご夫婦で切り盛りされていて、とても気さくな接客が癒されるし居心地よいです。こんなお店近所にあるのがうらやましいです。
実にクラフト感溢れる店内。一階は立ち飲みスペース、2階にテーブル席があります。
ママさんに聞いたら、醸造所をゼロから作るのは想定以上に資金を要するようで、タップルームスペースにお金かけられずこうなったのたそうです。
不本意な様子でしたが、全然雰囲気あってカッコイイっすよね。
さて、タップリストは黒板に描いてあります。数字はバッチですかね?量り売りにも対応しているのが嬉しいですね。
5タップ常備なんだけど、もう1つ増やせるらしく、シーズナル的なスタイルもやるらしいっす。
まずはペールエールをご注文しました。ちなみにカウンターで支払ってビールを受け取るシステムです。
モルトの薫り漂う濁り気味のブロンズ色です。
しっかりとしたビターが効いてます。
フルーティーさはややおさえめで、ストロングでストイックなペールエールという感じ。
アメリカンとイングリッシュの間の子くらいかな。どちらかというとクラシカルなテイストといってよいでしょう。
場末のプリューパブ的な雰囲気が伝わってくる一杯に感じました。
BGMもヴェルヴェットがかかってて、このビールにピタリ。英国の少し郊外のローカルパブで立ち飲みしてる気分になれる一杯です。
ネコの可愛いイラストのコースターとは裏腹にガッツリとしていて、モルトの味わいがしっかり効いて呑み応えがありますね。
カラメルモルトとは少し違うのでしょうが、気持ちハードボイルドな麦芽感があるように感じました。ボディはそれほど高くないと思われますが、コクがありますね。
シトラホップに浸りたい人にはちとイメージ違うでしょうね。
さて、控えめなからちょっとしたフードもあり。タップルームらしい品揃えの匙加減ですね。
アテに頼んだのは、合鴨のロースト。コクがあっておつまみにピタリです。脂っこくないのが合鴨のいいとこだよね。
とても美味かったのですが、自家製とかではなく切っただけとのことでした汗。どこで買ったんだろうか。
ピクルスが添えてあるのがナイスです。
次は2階に上がってゴールデンエールを呑みます♪