新潟麦酒のGolden Kölshをご紹介いたします。
以前、紹介したヨーロピアンケルシュをベースに作られているそうです。レビューはこちら。
なんかこう、シンプルながら高級感のある格式の高さを感じさせるデザインっすね。
フタがスクリューになっているのも特徴です。ビールでは珍しいっすよね。
新潟麦酒は新潟市に立地。日本で初めて、【瓶内 醗酵・熟成】による製造方法でビール製造免許を取得したという、なかなか重要性の高い醸造所なのです。
設立は1997年とクラフトビール界では老舗の部類です。
原材料は麦芽とホップのみとなっています。ヨーロピアンケルシュがアルコール4.5%と低アルだったのに対して、こちらは7%とやや高め。
注いでいきます。
「ゴールデン~」という名称からは想像しづらい、もはやブロンズに近い色合いですね。
とにかく濃厚。
そりゃあ、さすがにアルコール10%超えのビールに比べたらボディは負けますが、十二分に感じられるリッチな味わい。まるで麦汁をそのまんま飲んでいるかのようなコク。
いや、すごい。ラム酒をロックで呑んでる気分。「ゴールデン」なんてゆうから、ゴールデンエールのようなもっと軽めなテイストを想像してましたが、超意外でした。こっちの方がヨーロピアンな香りで、名前逆なんじゃないのか。
ブラウンエールとか、ほぼほぼ黒ビールに近いロースト感とスモーキーな味わいで、実に渋いですね。
黒ビールがNGな私のツレは受け付けませんでした。なので完璧好みは別れると思います。
八ヶ岳ブルワリーのプレミアムロックボックとかが近い味と思います。そう、ケルシュというよりボックに近い。
じっくり味わってみてくださいませ。