横浜赤レンガ倉庫にて開催されたドイツビール(などなど)の祭典、横浜フリューリングフェストのレポートをお届けしてございます。
開催概要はご覧の通り。
これまでのレビューはこちらからどうぞ。
今回は横浜ビールのグルーヴィーラガーと、フードを少しご紹介。ドイツビールのフェスなのにジャパニーズブルワリーのビールを呑んじゃうっていうね。
横浜ビール、愛称ハマビは、1999年に誕生した横浜市中区のブルワリー。「ハマにはハマのビールがある」のキャッチコピーでお馴染みです。
現存するビール醸造所の中では横浜市内で最も長い歴史をもつのだそうです。市内にカフェ、レストランがオープンしてます。
4種のホップを使用しているそうですね。下面発酵ビールになります。スタイルはインディアペールラガー、略してIPLです。
ハマビって、アイピーエル得意よね。定番の横浜ラガーもIPLです。その名の通り、IPAのラガー版。ホップモリモリのラガービールでアロマやビターをガツンと感じられるスタイルです。
柑橘系のアロマがめっちゃ気持ちいい~。色味は割りと濃いめで、ブロンズに近い色合いです。
ウエストコーストIPAほどではないにせよ、しっかりと芯の通ったビターが迫力あります。しっかり苦いです。やはりこんからい苦くなきゃなあ、ビールは。
完全に主観ですが。
そして清々しいフルーティーテイスト。いやーうまい。
横浜ラガーをアップデートしたかのような、まさにグルーヴィーなリッチ感。解説通り、柑橘系やハーブなどなどが複雑に絡み合ったコクがあり、飽きさせないっすね。
ボディは軽めながらも呑み応えもバッチリ。モルトの風味もしっかり生きてます。
こりやなかなかやります。さすがっす。ドイツ勢に比べて安めなのもマル。
小腹が空いたので、オツマミを買います。こちらはフードエリアの様子。お昼時なのでなかなかの賑わい。ですが、平日だったので行列はほとんどございませんでした。
こちらのお店でご購入です。
まずはザワークラウト。
いってみればキャベツのピクルスみたいなもんですね。永遠に食べ続けられそうな甘じょっぱい味わいで、どんなビールにもピタリです。どちらかというと小麦色~金色系がベストパートナーですかね。
そしてプレッツェル。この子ほどビールに合うパンを私は知りません。
ぶっちゃけ、どんなアルコール飲料にも合うと思いますが、とくに琥珀系のビールにバッチリと合う、この香ばしい風味が最高っすよね。
赤ワインにもいいんすよ~。ぶっちゃけ、オツマミこれだけでいいもんな。
因みに、「プレッツェル」はラテン語で「腕」の意。そういえば独特な腕をくんだようよ形をしてますね。焼く前に水酸化ナトリウム水溶液に数秒間漬けてから焼き上げることで、独特な香ばしさを演出するそうですよ。
大空の元で旨いビールと肴と赤レンガ。最高かよ☆
次はフェスト限定ビールを頂いてしまいます!
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