鎌倉ビールの鎌倉武士の宴というクラフトビール缶をもらったのでご紹介します。
2021/12より発売されたようですね。ホップを通常の2倍使用したIPAとなっています。
鎌倉ビールは、1997年の創業。文字通り鎌倉市に本社を構えます。前身は、大正時代から三代続く酒屋さんなのだそうです。どちらかというと萬屋(よろずや)として親しまれていたらしいです。
色んなブランドを手掛けていて、江の島ビールとかもこちらの醸造所によるものです。➡️こちら
販売者が鎌倉ビール、製造はDHCの静岡工場となってますね。鎌倉に製造所はお持ちであるものの、一部のビールは製造を委託しているのだと推察します。シカゴのグースアイランドIPAが韓国製や中国製があるのと同じ。と、思います。
大元は鎌倉なんで、神奈川県扱いにしておきます。
では注いでいきます。少し濁ったキレイなゴールド。微かにフルーティーでモルトの薫りを感じます。
素直でシンプルな味わいだと思います。少し後味の酸味が強めかな?
IBUは27ということで、IPAにしては抑えめのビター。たしかに当初は弱めに感じましたが、呑み進めていくとそれなりに存在感を発揮しますね。
モルトの甘味が溶け込んでいて、冷え冷えのときだとあんまり目立たないのですね。
ボディも、ストロングなやつに比べると控えめな5.5%ということで、比較的呑みやすいといえるでしょう。
このスウィーティー、ビター&フルーティーのバランスにより、リッチなテイストを造り出している感じっすね。
モルトのコクに加えてフレッシュネスもあり、万人向けのアイピーエーといえると思います。安定感を感じますね。
武士の匂いは感じませんでしたが汗。