赤レンガ倉庫で行われたドイツビールの祭典、横浜フリューリングフェスト2024!
会場内にベルリンコンセプトブースなるものが登場したので、入ってみました。
これまでのレポートはこちらです。
メインテントから港方向に歩いていくとありました。マルシェコーナーのお隣ですね。
↓の「SPECIAL BOOTH」と書かれているエリアがそれです。
ベルロ(BRLO)のクラフトビールを呑める他、ベルリン・ハイマットカフェダイニングといい、ドイツ大使館公認料理長を努める小林茂樹シェフによるスペシャルカフェ&ダイニングにて、極上の郷土料理を味わうことができます。
BRLOとは、ベルリンを意味するスラングだそうです。あまり日本では馴染みのないブランドですよね。
2014年に創業を開始した、今回は襲来したブルワリーの中では屈指の新鋭。当初は他の醸造所を借りてビール造りをしていたようですが、2016年から自前の醸造所にて造り始めたらしいです。
メニューはこのような感じです。
ビールは会場限定本初上陸の樽生と書いてあります。フードもメチャクチャ旨そうだけど、お腹がキビシク。敢えなく見送りとしました。無念。
このような屋根付きの飲食スペースもあります。
さて、せっかくなので、フェストのために醸造されるペルロフェストビアを頂くことにしますか。
お名前は「Lederhoppen」というらしいですね。このフェス特製というものではなく、ベルリンで開催されるベルリンビールウィークなるフェスのために醸造されたもののようです。
こちらのカウンターで受け取って、好きな場所に座って飲みます。
赤レンガを眺めながら頂くことにします。
モルトの薫りをふんだんに感じるプレミアムなアロマです。これだけでビール飲んでる気分になるレベル。
これはスタイルはなんだろうか。調べても出て来ず、なんだかわからないんですよね。直感的に上面発酵だとは思います。ペールエールに近いテイストと色合いですね。
非常にコクがあり、アルコール度数に反して呑み応えを感じる一杯となっています。とても味が濃いですね。とにかくぶっとい味わいが特徴です。ABV6%っていうけど、もっと全然破壊力ありますわ。
欧州系IPAにも通ずるリッチな味わい。ビターもなかなかパンチがあります。
IBUは22ということで。こんな低いのか。フィニッシュに強く苦味が残る印象っすね。けど、嫌な感じはなく、むしろこんくらい刺激があった方が個人的にはよいです。
フルーティーなテイストはありながらも、リッチでストロングな印象が勝りますね。贅沢に素材を投入しているのが伝わる一杯でした。
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