特急移動のささやかなお楽しみ、それはビール。
今日はプレモルのマスターズドリームをお供にしました。
外巡業後の一杯はやはり最高ですね。鉄道繋がりでいうと、高崎駅の角打ちスペースで樽生を呑んだこともあります。レビューは➡️こちら。
マスターズドリームについて
「多重奏で、ドラマチック」がキャッチコピー。高級感溢れるパッケージカラーが印象的ですね。
タイトル通り、醸造家たちの夢のビールなのだそうですよ。15年の歳月をかけて製造され、2015年に全国発売されました。
アンサンブルマッシングテクノロジーというサントリー独自製法
何が"多重"なのか。オフィシャルの解説を要約していきますと、深い旨味とコクをもつとされるダイヤモンド麦芽を、トリプルデコクション製法により麦汁を抽出。
なんのこっちゃ、ですが、仕込釜で麦汁を一気に煮出すことによって濃厚で芳ばしい麦汁を抽出するデコクション製法、こいつを三度繰り返すのだそう。
手間と時間のかかるこの煮沸工程を三度繰り返すことで、ダイヤモンド麦芽の魅力を最大限に引き出すのだそうです。
さらに、銅炊き仕込
伝統的な手法をサントリーの知見を活かして用いられてます。
この製品のために特許取得された「銅製循環型ケトル」 を導入していて、高い熱伝導率を持つ「銅」を使って麦汁を炊くことにより、より厚みのある味わい・芳ばしさを引き出しているのだそうですよ。
プレモルのその他のビール
本家ブレモルはもとより、香るエールや、シーズナルビールもリリースされてますね。
2024秋だと、この茜色エールとか。カラメルモルトの芳醇な風味が効いていて美味いっすよ♪
実飲
琥珀系ラガーにみられる豊潤な味わいを楽しめるコクのある呑み心地です。
他のプレモル同様にビターは抑えめです。この琥珀スタイルであれば、個人的にはもう少しホップの苦味がほしいですかね。
じっくりとため息つきながら味わっていきたい一品
モルトの風味をものすごく感じますね。味が濃いです。もはや麦汁といった感じか。
酸味やフルーティーなテイストはほとんどなく、ストイックというか愚直に近い、正統的なスタイルといえます。
まとめ
軽々しく「ピルスナー」と呼ぶの躊躇するフルオーケストラの多重奏でした。リッチなビールがお好みで、余計なフレーバー不要という方には最高でしょう。
ライトでスカッとぐいっといきたい場合は避けた方がよいですね。
ミシュラン●つ星とかのお店に似合いそうな一杯です。
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