全ロックファン必携のクラフトビールが上陸☆
ROCK'N'ROLL CRAFT BEERのキャッチコピーが激カッチョイイ、マーシャル公認のビールをご紹介します。
マーシャルについて
Marshallは、1962年にロンドンで誕生したアンプメーカーです。
エレキギターをかじったことのあれば、知らない人はまずいないでしょう。音楽スタジオに行けばほぼ必ず置いてあるキング・オブ・ギターアンプ。
けど、初心者だと意外と扱いづらくて、ジャズコーラスを選んでしまうんですよね。
ジミヘン、ピートタウンゼント、クラプトン等々、そうそうたる大物ギタリストに愛されてきたアンプです。
因みに、元はドラム専門店だったそうです。
どこが作っているのか
キャビネットの部分をまんまあしらったパッケージデザインがイカし過ぎのこのビール。
スコットランドのウィリアムブラザーズブルワリーが醸造しています。
ブルワリーの歴史
1988年にケール語を話す女性から、「Leanne Fraoch」という古代ビールのレシピを受け継いだのが始まりだとか。
紀元前2000年まで遡るといわれるこのレシピ(ほんとかよ)は、今でもこのブルワリーの定番ビールの原型となっているそうです。
1989年にはブルースとスコットのウィリアム兄弟が手を組みます。Heather Ale Ltdと名乗っていましたが、2004年にWilliams Bros. Brewing Coが設立しています。
因みに、日本での販売は、数々のロック酒を手掛ける都商会が請け負っています。
呑んでみます♪
さて、開栓してみましょう。色は淡いゴールドといったところで、ピルスナーの小麦色よりは濃いめです。
オフィシャルサイトには「Hoppy Lager」ってスタイルが書いてありましたが、ホップか盛られた心地よい爽やかアロマです。
リッチで高級感溢れるオーバードライブ
変な言い方ですが、「洋モノ」つて感じの味わいです。ブランデーを彷彿とさせる高貴なフルーティーアロマ。モルティでリッチなテイストが溢れ、真空管を通過したかのような骨太の音域。
プラグを突っ込んだ瞬間ぶっ飛んだマイケルJフォックス。
味が凄く濃いのです。かといって爽快感は失わず、キッチリドライブ感溢れるアメリカンロードをまっしぐら。
アルコール4.5%とは思えん迫力です。まさにロケンロールですねえ。
サイケデリックな側面も
IPAとかだと、イントロから強烈なシトラ感とビターを見舞ってくるところが、こいつはまず上品なフルーティーテイストとモルトのスウィートボイスが鳴り響きます。
中盤にビターのブレイクビーツ、フィニッシュに酸味の余韻って感じで、ヴィンテージ感溢れる歪み系サウンドといった様相です。
アンダーグラウンドで刺々しいガレージパンクというより、華やかな雑多感がありますね。
まとめ
ぶっちゃけ¥438税込。ピルスナー大国のニッポンにおおいて、この価格でラガービールを日常的に買おうとは正直考えづらいです、、と書こうと思ってましたが、明らかに画一的なピルスナーとは違うオリジナリティが宿ってます。
レーダーの数値からは計りきれない魅力的な1本。
なんといってもこのように映えますね。因みに、アンプそのまんまの箱に入ったギフトボックスも売ってます。
話のネタにどうでしょうか?