さいたま市初(当時)のブリュワリーで呑む、極上のペールエール
埼玉県さいたま市大宮区、氷川ブリュワリーで一杯ひっかけたレポート第2弾になります。
今回ご紹介するのは、ホップの風味薫るアメリカンストロングペールエール、「盆の月」です。
前回のレポート
前回、ウエストコーストIPAの「錦秋」を呑んでおります。店内写真はこちらにも掲載してますので、参考にどうぞ。➡️レビューへ
お店の写真
前回もご紹介しましたが、少し掲載しておきます。カウンター席からエントランスを覗いた一枚。
お店の奥の方を撮しています。落ち着いた雰囲気で、テレビが置いてあるのが居酒屋風情でグッドです。
この日のタップリストはこちら
定番ラインナップをあまり持たず、シーズナルを自由気ままにリリースされているようです。
早速呑んでみます
チョイスした盆の月のビアスタイルはアメリカンストロングペールエール。
American Style Strong Pale Aleについては、日本地ビール協会のHPに基準が書かれており、アルコール度数5.5-7.0%、ビタネス・ユニットが40-50 IBUと記されてます。
錦秋と似たような淡い色合いですね。
とりたてて強いアロマは感じないものの、うっすらとフルーティーな香りはありますね。
IPAに比べると少し優しい
ストロングとはゆうものの、IPAに比べるとお手柔らかな呑み心地。
ビター、フルーティー、リッチネス、全てが、一杯目の錦秋よりも控えめです。
が、決して物足りないというものではなく、とくに果実感はペールエールにおいてはなかなか強力な部類と思います。
キレーな苦味でクリア
そこにキモチカラメルモルトの芳ばしさを感じるのです。これがアメリカンフルーティーとコラボして良質なビターネスを奏でていると思います。やりますね~。
そしてとってもクリア。このフレッシュな感覚はタップルームならでは。
ペールエールならではの丁度よさ
ペールエールとしては最高レベルのスウィートネスだと思います。あんまり濁り濁りしていないのにこの甘さは脅威です。
もはやアイピーエーじゃん、と思いねえ。やっぱりペールエールなんすよ、呑めばわかります。XPAの一歩手前って感じですかね。
酸味が少なく、キリッとした潔い尾びれも素晴らしい。
あんまり強いパンチはいやんって時にどうぞ。
フードメニューをご紹介
まずはスピードメニュー。左下の玉こんにゃくの梅胡椒添えが酒場のアテって感じでいいっすね。
明太チーズのポテサラ、クリームチーズの味噌ずけとか、ちょっとずつ一工夫されていて食指が伸びますわ。
パスタやポークソテーの乗っかったプレートもあり、お腹満たせるメニューも揃ってます。
こちらがグランドメニュー的なやつです。
品数はそれほどでもないですが、ソーセージ盛り合わせや生ハムといった王道のものから、よく見るとニシンの薫製とかハラペーニョポッパーとか、気になるやつが並びますね。
ホップの天ぷらを食べてみた
小腹が空いていたので注文してみました。はじめてホップをビール以外で摂取しました。
食感は菜の花とかに近いですかね。
やはり独特の苦味があります。少しソルトを付けるとこの苦味と塩味がビールと相性バッチリとなります。
ペールエールのアテにオススメ!
まとめ
店員さんも気さくな方で居心地よく、気軽に立ち寄れる町の飲み屋さんといった感じでした。お子さま連れでも入りやすいですね。って調子に乗って毎日通ったら破産しそうですけどね。。
フードメニューは個性的なものからオーソドックスなものまで揃っていて、のんびり過ごししたいところ。
なにより、ビールのクオリティが半端なかったです。ウエストコーストIPAの錦秋ともに文句無しの出来映え。
氷川神社の御参り帰りにでもぜひどうぞ!
ストロングなペールエール達
アイピーエーすれすれのリッチなペールエールを3杯ほどご紹介しておきます。飲んだくれてください。