岩手県遠野産、国産ホップを使った限定出荷
誰でも知っとる麒麟の絵柄でお馴染み、KIRIN一番搾りとれたてホップ生ビールが2024/11/5より全国発売されました。
とれたてホップ生ビールって?
岩手県遠野市で収穫したばかりの生ホップを、収穫後24時間以内に凍結して使用していて、2004年から毎年継続的にリリースされているビールです。
ちなみに、岩手県は国内のホップ収穫量ナンバーワンを誇ります。
キリンと遠野市の関係
キリンと遠野市は、1963年よりホップの契約栽培をスタートしています。
しかし、農家の高齢化などに伴って、ホップ生産量は30年前に比べて約9分の1にまで減少しているのだそう。切ないっすね。。
遠野市には、日本産ホップの後継者不足を食い止めるべく、地域外からの新しい人材を受け入れるなど未来のまちづくりに取り組む「ビールの里プロジェクト」というのがあり、KIRINは2007年より参画しているのだそう。
遠野市のブルワリーといえば、、
遠野酒造のヘイジーIPAを以前、けやきひろばビール祭りで呑みました。レビューはこちらをどうぞ。
タップルームもありますが、首都圏からだとなかなか気軽に行けんのよね。。
一番搾りのリニューアル
一番搾りは1990年に発売され、2024年に35周年を迎えています。もっと昔からあったような。まだそんなもん?って感じですよね。
そして、2024年6月製造分から、中身とパッケージがリニューアルされているのです。
ホップ配合と仕込み時の温度の見直しによって雑味を低減、パッケージは、オビの配置や文字色が変わったそうですが、、ぶっちゃけよくわからんです汗→概要はこちら。
このビールについて
前述したように、岩手県遠野市で収穫された生ホップ「IBUKI」が使われています。
当然ながら、代名詞である、麦汁ろ過工程において最初に流れ出る一番搾り麦汁を使う「一番搾り製法」にて製造。
いつもの麒麟柄にホップのイラストが描かれた親しみやすいパッケージになってますね。
呑んでみます!
いきなりすみません、一番搾りって、こんな旨かったのか。
めっちゃフレッシュ~~。遠野産ホップの威力でしょうか?このクオリティは正直驚き。
変な雑味を全く感じない透明感が絶品です。異様に喉ごしスムース。
冷蔵庫でキンキンの冷やしていたからか、変な酸味もなくて名残惜しいほどにピタッとフィニッシュです。
コクもしっかり
それでいて、スッキリシンプルが特徴の東南アジア勢のピルスナーとは一線を画するコクも、しっかりと保ってるのが脅威です。
キレキレになり過ぎないんですね。モルトの旨味もちゃんと味わうことができます。
本家はもっとビターが強いイメージでしたが、それほどでもないですね。プレモル<とれたてホップ<ヱビス、って印象です。
食中酒としてもグッド
勝手ながらお寿司、天ぷらにはプレモルかヱビス、焼き鳥やお好み焼きとかの屋台料理には一番搾り、ってイメージでした。
このビールは、スッキリクリア感が強いので、アジアンフードに合うと思います。今回はMr. Chicken鶏飯店五反田店でテイクアウトしてきたチキンオーバーライス(=カオマンガイ)をお供にしました。
甘辛酸味のソースと薬味の効いたライスに相性バツグンなのです。パクチー山盛りでいただきました☆
まとめ
私的満々でぶっちゃけますが、春風を呑むくらいなら絶対こっちっすよ。
ぶっちゃけジャパニーズモルトはプレモル圧勝と思ってましたが、コイツは相当美味いと思います。
文句ナシです。。誉めすぎかな?
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