常に挑戦を続ける日本屈指のクラフトビアメーカーが放つ一本
独特のネーミングとパッケージが特徴のヤッホー・ブルーイング。
その中でも、一際異彩を放つ「前略 好みなんて 聞いてないぜ SORRY 」シリーズの、其ノ二をご紹介します。
ヤッホー・ブルーイングとは
1997年、長野県佐久市に誕生したブルワリーです。
クラフトビールが好きで知らない人はいないでしょう。フラッグシップはご存知よなよなエール。
創業当初こそ地ビールブームに乗っかって売れまくったそうですが、ブームが去ると8年連続赤字に低迷したのだそう。今では考えられんですね。
そっから回復をみせ、快進撃を続けた背景は、井手直行社長の著書「ぷしゅ よなよなエールがお世話になります」に綴られているそうなので、読んでみましょう。
『前略好みなんて聞いてないぜSORRY』って??
既存のビアスタイルにとらわれることなく、ブルワーが和の素材・手法と新しい発想でつくり上げるシリーズ、とのことです。
「前略」シリーズのその他のビール
其の一は、米麹SAKE仕立て ストロングエール。其の三は、黒五インペリアルポーター~黒糖極深仕立て~。
現在リリース中の其ノ四は、柚子の果皮と果汁、食塩が添加物として加わったセッション柚子エール あら塩仕立てです。➡️レビューはこちら。
このビールについて
今回ご紹介するのは「其ノ二」ってことなのですが、「其ノ二」が予測変換に出てこなくてメンドイ。どうでもいいですが。
ホワイトベースのIPAにカツオ成分が。
小麦麦芽、コリアンダーシード、オレンジピールのベルジャンホワイトエールのスパイスに、カツオ節が加なんとわった正にジャポンウィートIPAとでもいうべきスタイルです。
オフィシャルの解説によると、かつお節から抽出されたうま味成分が酵母のはたらきを活性化するのだそうです。ホンマかいな。
ヤッホーのホワイトエール
ヤッホー・ブルーイングの白ビールといえば、水曜日のネコが有名ですね。部屋でゆっくり呑むと落ち着くやつです。➡️レビューはこちらをどうぞ。
呑んでみます。
実は寝かせ過ぎて、冷蔵庫の中でキンッキンに冷えてたせいか、めちゃくちゃスッキリサッパリで喉ごし最高の一杯に仕上がってました。
冷やしすぎたせいか、カツオ節の出汁感は、正直あんまし感じず。寂しいような嬉しいような。
ホワイトエールの要素が効いてます
スッキリサッパリでは終わらない華やかな味わいも感じさせてくれる一杯です。酵母によるまろやかな口当たりもうっすら感じますね。
フルーティーテイストか全面に出てるわけではないのですが、しっかりスパイス効いてます。
温度が上がってくると、そこそこ存在していたビターが顔を覗かせます。ここはIPAだからこそか。ABV6.5%と何気に骨太なのもIPAならではですね。
まとめ
カツオ節に躊躇することなく試してみて頂きたいですね。とっても呑みやすいですよ。
、、って、レビューを寝かせ過ぎて、実はもう売ってないんですよね、、すんません。現在は其の四が展開中っす。
再販願います!