世界一有名な黒ビール
最近ではスーパーにいけば大抵置いてあるドラフトギネスの缶。久々に呑んだので、振り返ります。
2022/8/12のレビューの改編版です。
ギネスとは
GUINNESSはアイルランド発祥の黒ビールのブランドです。創始者のアーサーギネスさんが1759年に創業を開始しました。
黒ビールの中でも有名な「スタウト」というビアスタイルは、このアーサーギネス氏が提唱したものです。
他のGUINESS
日本で売ってるギネスビールといったら、このドラフトと、エクストラスタウトくらいですが、オフィシャルサイトを覗いてみると、ノンアルやブロンズビールが紹介されてたりします。
どっかで手に入るものなのでしょうか。エクストラスタウトのレビューはこちらです。
ギネスワールドレコーズ
ビールに興味無い方にはこっちの方が印象高いかもそれませんね。
1955年に世界記録に関する書籍を出版したのがはじまりだそう。最初は「ギネスブック」と呼称されてました。
当時のギネス最高経営責任者が、狩猟の際に「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」という議論になったものの、答えを見つけられなかったのがキッカケなのだとか。
その後、イチバンのものを集めた書籍を作ってプロモーションに使おうと考え、調査機関設立に至ったのだそうです。
2010年にはギネスワールドレコーズジャパンも発足してます。
GUINNESS DRAUGHTについて
100gあたり35kcal(普通のビールは大体39.9kcalくらい)、脂肪は0gと、何気に酒飲みさんにとってはダイエット向きの飲料でもあるのです。
ふわふわの泡が特徴
さて、いよいよ開栓。
缶の中にフローティング・ウィジェットという白い球が入っており、クリーミーな泡を作り出します。
モクモクと大地を覆うのは、原材料に窒素が含まれているから。ナイトロと呼ばれる窒素入りの泡が入ったビールの特徴をもってます。
裏面には2分待ってから呑むように書かれています。無理なんですけど笑
独特のやさしいロースト感
泡が晴れてくると段々と漆黒の闇夜に染まってゆきます。実に気品溢れますねえ。
ここまでまろやかな黒ビールは存在しないのではというほど、柔らかくてロースト感溢れる呑み心地。このマイルドな芳ばしさは唯一無比でしょう。
焙煎麦芽のこの独特の味わいをなんと表現しましょうか。麦茶とコーヒーを割ったような感じ?不味そう、、。
実は4.5%の低アル
軽くて、苦味や炭酸感はほぼ無いです。
サクサクいける軽い飲み口。濃厚なインペリアルなスタウトがお好みの方にはオススメできないですね。
瓶で売っているエクストラスタウト、あちらの方がまだリッチかな。それでもライトミドルくらいですが。いずれにせよ、明らかに異なるテイストになると思いますのでご注意を。
あちらの方が炭酸が強めで、クセも少なく、他銘柄のブラックビールに近い呑み心地で取っつきやすいですね。
まとめ
私はこの缶ギネスは長らく苦手だったのですが、久々に呑んだら、ぶっちゃけかなり楽しめました。これはね、呑めば呑むほど理解してくる魅力があります。
これはもうギネスという別の飲み物ですね。ハッキリと好みが別れる味だと思います。
次に呑むお酒、という感じで、ビール以外を呑みたいけどワインもウイスキーもちょっと違うなあ、、って時にピッタリだと思います。
どこでも買えるお手軽さもいいですね!
似た味わいのビール
といっても難しいですが、特徴的にポーターに近いので、軽めのやつを集めました。一飲あれ。