踊ろよ、地球人。爽やかヘイジーの登場
2025年5月21日(水)から首都圏・長野県・山梨県で先行発売、2025年6月11日(水)から全国のセブン‐イレブンで順次発売されました。
先日、樽生版をご紹介しましたが、今回は缶を呑んでみます。
ブルワリー情報
今更説明するまでもないですが、ヤッホーブルーイングは、長野県佐久市のブルワリーです。
日本のクラフトビール界のトップリーディングカンパニーとして異論は無いところでしょう。
ヒストリー
第一次地ビールブームが沸き立つ1997年に誕生。創業当初はブームに乗っかって売れまくったそう。
第二次クラフトビールブームともいえるいまとなっては考えづらいですが、その後、8年連続の赤字に低迷したのだそうです。
そっから回復して今の地位に至った経緯は、井手直行社長の著書「ぷしゅ よなよなエールがお世話になります」に綴られているそうなので、読んでみましょう。
シーズナルビールも多数リリース
ヤッホーといえば独特のユニークなネーミングが特徴で、この方向性が復活のカギとなったようですね。
また、今回はセブンイレブン限定ですが、例えばローソン限定発売や、お正月限定など、ファンを飽きさせない展開も魅力です。
首都圏各地にブリューパブが展開
先日レポートした新宿東口店をはじめ、ヨナヨナビールワークスという直営ビアレストランを経営してらっしゃいます。
有頂天エイリアンズの樽生をはじめ、ここでしか呑めないタップもたくさんあり、オススメですよ。➡️レビューはこちら。
ビール情報
さて、有頂天エイリアンズ。以前、プロトタイプ「HAZY IPA 2024」というのが売ってたらしく、そいつをブラッシュアップして名付けられたのが本作のようです。
例のごとく、凝った演出で呑み手を盛り上げてくれます。どこか懐かしい宇宙人像ですな。
ルックスとアロマ
トロピカルなアロマが心地よく鼻腔に迎えに来てくれますね〜。
うすら濁ったグレープフルーツ100%のルックスです。この時点で休日のゆったりとした時間のお供にもってこいなのが確定ですね。
喉に効くシトラテイスト
キンキンに冷やして頂いてますが、これはこれでめっちゃ美味い。クラフトビールはあんまし冷やしすぎないのを推奨していたりしますけどね。
冷えてると酸味が大人しくなり、スッキリソリッド感が強調され、柑橘系テイストがぐっと喉に染みて快感です。
ヘイジーのわりにはとってもスッキリしていて、ソリッドにも感じる飲み心地。リッチな皇帝系もいいですが、ドリンカブルで非常に飲みやすいですね。
ビターもしっかり、ハイコスパ
IBUは25とそんなに高くないんですが、ビターをちゃんと感じられるのが個人的にはスキ。最近は呑みやすさ重視で、ジュースかよって突っ込みそうになるヘイジーもありますからね。。
甘さも抑えめなので、お食事にも合うのが嬉しい。ケグより印象良いかも。
そしてコスパがもう。ヘイジーってホップめっちゃ使うのに、三百円台は最高過ぎですわ。
どんくらいのロットあるのか知りませんが、品切れになる前に入手を!