RINKTINIS by Volfas Engelman
ヴォルファス エンゲルマンという、リトアニアのビールを見つけたので呑んでみました。
シリーズ第二弾。今回は正統的なラガービールです。
ビアメール・ケルンツアリスト
以前、ジャーマンエールスタイルの「BEER MAIL KÖLN TOURIST」というのをご紹介しましたが、こいつがなかなかやる1本でした。➡️レビューはこちらへ。
買った場所
ミートミートというスーパーで突然置かれ始めました。コストコにノンアルが売ってたりもします(2025/5/27時点)。
ブルワリー情報
日本では、グローバルヴィジョンという会社が取り扱っているようです。
創業以来、水、麦芽、ホップ、ビール酵母のみの基本原料にこだわった生産を続けている醸造所のようですね。
ヒストリー
170 年以上の長い歴史をもつ老舗ブルワリーです。
1853 年に実業家ラファイラス・ヴォルファス氏が醸造所を設立。
その後、1927年にフェルディナンド・エンゲルマン所有の醸造所との合併を経てリトアニア最大級のビールメーカー「ヴォルファス エンゲルマン」となった、とのことです。
ビール情報
さて、パッケージですが、貫禄のある堂々としたロゴとエンブレムが際立ちますね。
因みに、RINKTINISとは「選択」という意味だそうです。
そして、なんといってもプルトップ部分に着けられた金ピカ紙が貴族の高級感を演出してくれてます。
欧州のチョコレートで、そっくりなやつがありましたよね。なんだっけな。
豆知識
小ネタを挟むと、リトアニアは国別の1人あたりのビール消費量が、チェコ、オーストリアに続いて世界3位という、ビール大好き国なのです。(出典:キリンホールディングスHP)
人口が少ないので単純量だと大国に負けますけどね、、(総消費量だと中国、米国、ブラジル)。
そんなビールがさかんな国が繰り出すクラシカルなヨーロピアンスタイルのラガーということで期待大なわけです。
清々しく華やかな飲み心地
澄んでいて綺麗な淡いゴールド。
雑味のないフレッシュで心地よい飲み心地が最高。喉越し良好です。
さりげなくフルーティな味わいも感じます。そんでモルトの甘味がよく伝わり、豊かな味わいに。
後味に酸味があって、どことなくマイルドにフェイドアウトします。
ビターは弱めですが、全く存在感がないわけでもなく、程よい感じ。
バランス良好、汎用性高し
ジャパニーズラガービールに近い味わいで、そこに華やかさが加わった感じです。
バランスのとれた味わいで、オフィシャルに書いてあるとおり、肉料理から魚介料理、タイフードなど、色んな食事のお供になりそうです。
侮れないリトアニアビール。ご堪能あれ。