けやきひろば春のビール祭り2025 レポート#4
国内最大級のクラフトビール祭典、6/1最終日。1週間経ってしまいましたが、今回は関西勢より、京都醸造の一杯をご紹介します。
これまでのレポート
あまりお天気には恵まれなかった2025春でしたが、最終日はまずまずの天候で、さすがの人出でございました。どのブースも行列でしたよ〜、皆よく呑んだ。
ブルワリー情報
正式にはKYOTO BREWING CO、略してKBC。
その名の通り、京都府京都市に工場を構えるブルワリー。2015年より創業開始しているので、2025で10周年をお迎えになりました。
コンセプト
「ベルギー&アメリカ」のスタイルに特化したビールを醸造しているとのことで、クラシカルなベルギースタイルにアメリカンスタイルの息吹きを吹き込む、といったコンセプトを掲げています。
以前のレビュー
缶ビールは、成城石井によく置いてあります。当ブログには度々登場しており、近いとこだと、冬季限定ビール2「冬のきまぐれ」をレビューしました。024がリリースされていたので呑んでみました。
ミルキー&トロピカルなホワイトIPA。美味かったすよ。➡️レビューはこちら。
ビール情報
さて、今回ご紹介するのは、リストの4番、八峰です。
タッチダウン・コラボビール
伝統的なドイツの小麦ビール、ヴァイツェンとモダンなニューイングランドIPAを融合させた八峰。
山梨県北杜市の八ケ岳ブルワリーTOUCH DOWNとのコラボ商品です。
New EnglandとはクラフトビールにおいてはHazyと同義。米国ニューイングランド地方で生まれたスタイルというのが由来です。
タイトルの意味
「八峰」は ヤッホーと読みます。「八ヶ岳の山麓に登ると、その解放感で思わず大声でヤッホーと叫びたくなり〜(後略)」というのがオフィシャルサイトに書かれていた由来。
因みに、もう一つ「杯峰 (ハイホー)」というヴァイツェンベースのビールも造ったらしいです。
優しすぎる飲み心地
とろけるほどにスウィーティーなところが、まさにヘイジー。そこにウィートテイストが加わり、トロトロにさせてくれます。
副原料に小麦フレークが加わっていて、これでもかというまろやかさ。
IBUも16とかなり低めですので、苦いのがNGな方にも問題なしです。
ほっこりフルーティで"らしい"テイスト
熟したバナナに他のフルーツが加わったミックスドヴァイツェンといった様相。
爽快、って感じではないですねえ。もっとほっこりさせられるやつです。
酸味もなかなかふくよかなので、ドライでキレのあるスタイルをお求めであれば、他をあたられた方がよろしいでしょう。
個人的には酸味と甘さにスタッカートが効いてくれてた方が好みですが、京都醸造らしくリッチで奥の深い一杯ではあります。
つづく、、
次回、けやき初参戦となったブラックタイドブルーイングのヘイジーペールエールをご紹介〜。➡️こちら。