YOKOHAMA FRUHLINGS FEST2025 レポート vol.4
GW期間に開催され、盛大に幕を閉じた春の訪れを祝うドイツビヤイベントのレポシリーズ、最終回です。
前回までのレポート
お天気に恵まれ、連休狭間の平日ながら、なかなかの盛況でした。会場の様子などは、こちらをどうぞ。
ブルワリーについて
今回ご紹介するのは、3杯目にして初のドイツの醸造所、カンバ・ババリアです。
名前の由来
「Bavaria」とは、ドイツ南東部のバイエルン州のことを指すようです。「Camba」は、かつて修道院でパンやビールの醸造が行われていた部屋の名前でした。
成り立ち
2008年に醸造設備メーカーBrauKonのショールームとして、トゥルヒトラヒングに設立しています。
途方もなく古い歴史をもつブルワリーが多い中で、かなり若いブルワリーということになりますね。
創業者のマルクス・ローナーが、世界中のお客に自社の醸造設備の仕組みと、それを使ってどのような種類のビールを醸造できるかを見せたいと考え、醸造が始まったのでした。
ビールについて
さて、今回ご紹介するのはババリアンサマーという、日本初上陸、この時期しか呑めないIPA。
ドイツビールフェスなのに、アイピーエーばかりになってしまった。。
IPAらしからぬアイピーエー
透き通った淡めのゴールド色。
どちらかとゆうとゴールデンエール的な印象のライトな飲み心地です。
第一印象、ブルックリンのディフェンダーIPAに似ているなあと思いました。
セッション系のIPAと思っていいと思います。
フルーティで柔らかくフィニッシュ
前回のシュマッツのIPAとは180°異なる、フルーティが際立っていて細めのライン。まさに夏にぐびっといくのにちょうどよいテイストです。
でも4月、5月、限定なのよね。。
唇が糖分でべたっとしてくるので、それなりに甘みを含んでるものと思われますが、体感は、そんなに、です。
酸味がまろやかに包みこむアフターテイストで、気持ち柔らかなフィニッシュワークになっております。ちょっと小麦入ってないかなあ。
最後に
2025も堪能してしまいました、ヨコハマフリューリングスフェスト。天気に恵まれてなにより。
初夏の陽気の時期に訪れれば最高ですね。
2023、2024の様子もよろしかったらどうぞ。