オール・サマー・ロング by G-BRAND “Bespoke” BEERERS w/秩父麦酒醸造所
お盆休み直前の金曜日。クラフトビール専門店にて、暑気払いをきてきました。
お店情報
やってきたのはクラフトビールシザーズ秋葉原。2021/10/21にオープンした知る人ぞ知るお店。
周辺にはあまり飲食店は少なく、路地にひっそりとあるので、Googleマップ片手に探しましょう。
タップビールが最大15tap揃っている他、ボトルビールも豊富に取り揃えた、まさにギークの天国といえるお店です。
店内の様子
まあるいスタンディングテーブルが真ん中に2つ、カウンターに丸椅子3つ、サイドの壁にささやかなテーブルスペースが設けられたこぢんまりとしたお店です。
おそらく常連さんばかりで、多少一見さんがはいるのに躊躇してしまう通っぽい造りとなってます。
時刻は21:30くらい。私が入ってちょうど満席に。仕事帰りとおもしきサラリーマンが1 杯やってます。
多彩なボトルビアーズ
そして、カウンター向かって右手に並んだ冷蔵庫に、ボトルビアがズラッと並びます。アンテナアメリカ顔負けの豊富なラインナップっすね。
ガラス扉にスタイルやカントリーが直で書かれているのがなかなかイカす感じ。
向かって右の最下段には一升瓶が。隠し酒でしょうか。
ぱっと見、海外モノが多いように見受けられましたが、このへんは和物中心でしょうかね。
タップリスト
さて、本日は↓の11tap。
右側最下段が要注目。静岡の2大巨頭、リパブリューと反射炉がタッグを組んだスペシャリティエール、その名も「天国への扉」が登場。
ABVなんと24.5%!蒸留酒かよ。。まさに天に召されてしまいそうな1杯すね。。
ビール情報
今回チョイスしたのは、夏らしいタイトルのALL SUMMER LONG。
50バッチ目ということで、なかなか歴史ありそうですね。スタイルはウエストコーストIPA。
ブルワリー情報
G-BRAND BEERERSと秩父麦酒のコラボです。
G-BRAND〜は、正確には「G-BRAND “Bespoke” BEERERS」といいます。THE RIZLAZ、LOS RIZLAZ、DJなどで活躍するDJ-GO From Tokyo氏が手がけるファントムブルワリーです。ファントムとは幽霊の意。すなわち、醸造設備をもたない醸造所です。
オリジナルレシピにより、今回のようにコラボでビールをリリースするのが主となりますね。
秩父麦酒醸造所
通称はチチブビール。その名の通り、埼玉県秩父市の醸造所で、2017/10より醸造を開始してます。
秩父神社の権宮司になづけてもらったという、秩父初のクラフトビールの専門店「まほろバル」というタップルームも営業中。
ビアテイスト
本場アメ〜リカのやつに比べるとドシドシフルーティなアロマと異なる爽やかなやつ。
薄めの麦茶、といったルックスですね。
いやはや疲れが飛んでくキレのあるフルーティ&ビターがいい感じ!
あんまりゴリゴリ来ないところがちょいと上品な印象を受けました。
69IPAをちょびっとビター弱くした感じですかね。十分に満喫できるビターネスですけどね。
とてもコクを感じるのは松ヤニ系のホップのせいでしょうか。
いや、まるで樹皮を絞ったかのような麦芽汁のニュアンスが感じられ、深みもズブズブです。
酸味はあんまりなくて、爽やかに消えゆくフィニッシュで気分爽快でございます。
フードメニュー
ささやかながら、おつまみもございます。「たべもの」は、壁に描かれていました。
肴として注文したちょっと変わった冷奴
薬味たっぷり冷や奴with実山椒、¥450をご注文。
実山椒のスパイシーさというか、これしか味わえんコクがクセになります。
そんで、このタレ。たぶん麺つゆベースではないかと思うのですが、コイツがバツグンに豆腐に合うんすよ。この青いのはなんだろう?ネギ?よいアクセントになっとります。
実山椒さえ手に入れば簡単に作れそうな一品で、家でぜひ試してみたい!
最後に一言
常連さんのバルって雰囲気ですが、お一人の方もポツポツいらっしゃるので、勇気をもって入ってみましょう。
何回か通わんといかんね。撤収。