ベトナムビール紀行#11
ベトナム、ホーチミン〜ニャチャンでビールを呑みながら街並みなどを紹介する旅、第11 弾。
前回から、ホーチミン・サイゴンの最先端のクラフトビールブリューパブ、イーストウエストブルーイングのレポートをお送りしております。
ブルワリー情報
EAST WEST BREWINGは、2016年に誕生。ホーチミンの他、ダナンやフーコック島などにも直営パブを持ってます。
店内の様子
前回も結構ご紹介しましたが、今一度。
入ってすぐ、レジカウンターの風景です。オリジナルグッズも売ってました。
レジカウンターの隣に、祭壇が。お供えもされていますね。カフェなど、ベトナムではよく店舗で見かけます。商売繁盛に向けお祈りを捧げるのだそう。
広々空間
お店は2階ですが、ご覧の通り、天井が高く、とっても開放感溢れてます。
醸造所を改造して作られたような雰囲気で、インダストリアル感ありますね。
店内最奥から覗くとこのような感じっす。
私が過ごしたのは、奥のバースペースっぽい空間。なぜか狭っくるしいとこに押し込まれております。お洒落だけどね。
ビアメニュー
カウンター奥にところ狭しとタップが並んでますね。
その奥の黒板にタップリストが書いてあります。ここらへんは割と定番でオーソドックスな方達。迷ったらこの中から選ぶのがよいでしょう。
2枚目。オリジナルビールだけの割には、結構な種類が揃ってます。「Bia thủ công」とはクラフトビールの意です。
スペシャリティなラインナップ達。アメリカンブラウンとか気になりますねえ。一番下が前回ご紹介したやつ。
リキュールの瓶もたくさん並んでいて、ビヤ以外も存分楽しめそうですね。
フードメニュー
このパブはフードも充実。いくつか食べたものをご紹介しておきます。メニューを撮り忘れたので、こちらよりご参照とうぞ。
まずはシュリンプシーザーサラダ
鉄板ですね。コクがあって酸味の効いたドレッシングでモリモリ食べれます。
バケットが添えられているのもナイス。
ダックワンタンナチョス
トルティーヤチップスの代わりに揚げたワンタンの皮が使われているわけですね。メキシカンとベトナミンの間の子みたいな?
カリッと食感にピリッとスパイシー、軽いスナックといった感じです。
メインで注文したリブアイステーキ
和牛と違って、お肉はなかなかの歯ごたえ。噛むうちに広がる野性味を楽しめるかが赤身系ステーキの醍醐味とゆうもの。
副菜のコーン、アスパラ、ガーリックもチビチビつまむのにグッドっす。
ビール情報
さて、今回挑むのはドリアンクリームエール。その名の通り、ドリアンが入っちゃった禁断の1杯です。
リストの一番上です。
大胆不適、、でもない?
まずは意外だったのは、この赤茶っぽい、本格的エールビアを思わせるルックス。
恐る恐る口に運ぶと、「刺激的な味わい」「冒険的な味覚」「エキゾチック」「常識を覆す」などと煽りまくる解説文から想像した味よりは、全然飲みやすい印象です。
テイストもルックス通り
ほろ苦さがあり、イングリッシュペールエールにもよく似た味わいがあります。
IBUが20切っている割には、キッチリとビターなんですよね。最初はAmerican Brown Aleと間違えられた?と思ったくらい。
カスケイドの風味に、上質でクリーミなベールに包まれて、滑らかな舌触り。
人によってはドリアーヌ
香りも、あのドリアン臭を覚悟してましたが、あんまり感じませんでした。ドリアンに臆する必要はなく、至って芳ばしい淡い琥珀系の飲み口が楽しめます。
、、が、ツレはドリアンそのものじゃん!と言っていたので、私の鼻がおかしかった可能性も記しておきます。
少なくとも大怪我はしないかと。ABVも5%台ととっつきやすいし、ドリアン愛好家の方、新しいフレーバーに挑戦したい方、一度試してみてよろしいかと。
つづく、、
次回はとびっきりトロピカルなヘイジーヘイジーにいっちゃいます。